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納豆ウキナーゼとは?効果・効能と関連のおすすめ商品

更新日:2023年10月16日

一、納豆キナーゼとは何か?



ナットウキナーゼは、納豆のネバネバ部分に含まれるタンパク質分解酵素です。納豆は、煮大豆を納豆菌が発酵させることでできる食品ですが、この発酵過程でナットウキナーゼをはじめとする多くの栄養素が生成されます。


古くから日本で親しまれてきた伝統食品納豆は1000年以上の歴史があると言われています。1925年、北海道帝国大学の大島先生によりその精製および性質について報告がなされており、その後様々な研究報告がなされ、1980年代にフィブリン(血栓の素となるタンパク質)を分解(溶解)する酵素が「ナットウキナーゼ」として命名されました。

海外でも「Nattokinase」と広く知られています。


二、納豆キナーゼのはたらき:


人の体内に存在する酵素には食べ物の消化・吸収・分解・排泄や新陳代謝の促進、 ホルモンバランスの調整などの働きがあり、私たちの健康と美容に欠かせない重要な役割を担っています。ナットウキナーゼが酵素タンパク質の一種であり、タンパク質を分解する働きがあります。具体的にどのような健康効果が得られるのか簡単にご説明します。


効果・効能1:血液サラサラ効果

ナットウキナーゼには、血栓の主成分となってしまう繊維状のたんぱく質「フィブリン」を分解(溶解)するのを助ける作用があると言われています。

要するに、日本人の死因の中で上位を占める「脳血管疾患」脳梗塞や心筋梗塞などの原因となる血栓を、さまざまな角度から予防できる効果が期待できるということです。

今では世界各地で、ラットや犬などの動物からヒトへの経口摂取まで多く実験が行われており、多くの論文が発表されています。さらに、いずれの実験においても、血栓溶解作用が認められています。

納豆キナーゼ協会HPより、血流改善作用参考資料:


効果・効能2:高血圧の予防

ナットウキナーゼは、血栓を溶かしやすくする効果により、高血圧を予防するという副次的効果も期待されています。

ナットウキナーゼを8週間摂取した高血圧患者は、血圧の低下だけでなく、血圧を上昇させる物質の活性も低下させたとの報告もあるほどです。

高血圧は長く続くと、頭痛やめまい、息切れ、動悸、手足のしびれといった症状につながります。 加えて常に血管に強い圧がかかっているため、血管内の壁も脆くなり、これが動脈硬化や血管の破損、ひどくなった場合には脳出血を引き起こす引き金にもなり得ます。

高血圧の原因は様々ですが、多くの場合は肥満や加齢などの他に、塩分の取り過ぎやストレス、また遺伝なども関係している場合がありますので、誰もがしっかり予防したい疾患の一つです。

納豆キナーゼ協会HPより、血圧降下作用参考資料:


効果・効能3:コレステロール値を下げる効果

ナットウキナーゼは、コレステロール値を下げる効果も報告されています。

コレステロールは身体の細胞を作る上で重要な成分ですが、バターや脂身など動物性油脂を多く含む食べ物を取りすぎると、血中のコレステロールが増え、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞といった病気の原因になりかねません。

コレステロール値は年齢と共に基礎代謝が低下し、高くなる傾向にあるため、特に代謝の悪くなってきた方などは、普段の食事からコレステロール値が高くならない食事を気をつけましょう。


三、サプリメントの場合は、血液凝固を促進させるビタミンK2除去、プリン体ゼロが多く、安心。

サプリメントの場合はビタミンK2除去、プリン体ゼロという記載を多く目にすると思います。

市販されている食品としての納豆には、血栓溶解を促す成分「ナットウキナーゼ」とともに、血液凝固を促進する「ビタミンK2」も含まれています。そのため、ビタミンK2の除去されたナットウキナーゼの方が、納豆に比べ優れた血栓溶解作用を持っています。

また、ビタミンK2やプリン体が多く含まれている食品を避ける必要がある方にとっても、納豆キナーゼのサプリメントの方が良いとされます。


四、ナットウキナーゼ効果ない疑惑

最近の研究では、ナットウキナーゼを経口摂取しても、抗血栓効果が期待できるということが臨床研究で明らかになりつつあります。 ただし、研究には食べ物としての納豆の経口摂取ではなく、ビタミンKなどを除去したナットウキナーゼを使用しているものも多いため、納豆をそのまま食べるのとでは健康効果が異なるということも考えられるでしょう。


五、ナットウキナーゼの安全性

ナットウキナーゼ協会によれば、ナットウキナーゼは安全性試験により、過剰摂取でも安全であることが確認されています。

90日間の反復経口投与毒性試験や、サプリメントを使用したヒトでの安全性試験もクリアしているため、例えばサプリメントに加えて納豆を1パック食べるような日があっても問題はありません。

ただし、推奨されている1日のナットウキナーゼの摂取ロ湯は2,000FUとされており、大量に摂取したからといって効果が高まると言うわけではりません。 健康のためには、適切な量を毎日継続することの方が重要です。

また、一般の方には問題のないナットウキナーゼですが、ワルファリン(ワーファリン)の服用者は注意が必要です。 納豆に含まれるビタミンKはワルファリン(ワーファリン)の効果を弱めてしまうと言われているため、薬の服用者はナットウキナーゼを食品の納豆から摂取するのはやめておいた方が良いでしょう。

サプリメントは、ビタミンKを除去したナットウキナーゼを選ぶようにしてください。

弊社使用の「ナットウキナーゼ」は、ビタミンK2除去、プリン体ゼロ、GMOフリーの大豆使用した原材料を使用しております。各種安全性試験をクリアしたものですので、安心してお召し上がりいただけます。

六、効果的な飲み方

納豆キナーゼは夕食後や就寝前に摂取するのがもっとも良いと言われています。血栓は深夜から早朝にかけて出来やすいため、ナットウキナーゼを摂取する時間帯は夕食後や寝る前がよいと考えられます。40代以上の方、ストレスの多い方、血圧が高めの方、高脂血症や糖尿病などで血液粘性の高い方等には、特に定期的な摂取をお勧めします 。




納豆キナーゼの研究情報:

【2】血栓溶解作用ならびに血流改善効果について https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/2123064

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